浮気をされたのは私なのに……探偵と調停員を敵に回した女性の悲惨な末路

ここでは、実際にあった浮気調査と調停の悪い実例として話題となった話を基に、探偵を使う上で気を付けなければならないポイント、調停を戦う上での心構えなどを解説していきます。

探偵に300万使って証拠を得られなかった女性

家族構成・状況

  • 48歳 夫 浮気疑惑アリ 離婚を持ち出した方
  • 44歳 妻 亜理紗さん 話の当事者
  • 17歳 娘

探偵に「夫の尾行」を頼んだのは、至って自然な発想です。「愛情がなくなったから離婚してほしい」。夫はそうやって別れを切り出してきたのですが、離婚の理由が真っ赤なうそだということは、亜理紗さんにはバレバレでした。

「ゼッタイ、後ろにオンナがいるに違いない! ダンナが軽々しく言い訳できないようにしたい。だから、カンペキな証拠をゲットしたいんです」

亜理紗さんはそうやって、浮気調査の1から100をすべて「探偵」に丸投げしたのですが、これが「不幸の始まり」でした。

~~中略~~

探偵から「例のもの」が届いたのは4週間後のことでした。しかも、これだけ首を長くして待ちくたびれたにもかかわらず、その中身は亜理紗さんをガッカリさせるのに十分でした。

さらに、亜理紗さんを奈落の底に突き落としたのは「請求書」です。何と写真と一緒に240万円の請求書が入っていたのです。

しかし、どういうことでしょうか。亜理紗さんはあれだけ激怒し、探偵をしばき倒したにもかかわらず、240万円もの大金をすんなり払ってしまったのです。なぜなら、探偵が亜理紗さんの「心の弱み」につけ込んできたからです。「あと1週間あれば、奥さんの望むような写真を撮れるかもしれない」と。

出典:大人ンサー

探偵に騙されてしまったポイント解説

まず大前提として相談者の亜理紗さんは、夫に浮気をされた側です。さらに夫から離婚調停の申し立てをされ、その期限が迫る中で浮気調査を行わなければなりませんでした。

この時、亜理紗さんが取った行動として、以下の不手際が見受けられます。

  • 1週間60万円という高額な費用の探偵社に頼んでしまったこと
  • 頼んだ後の4週間もの間、探偵社と連絡を取らずに丸投げしてしまったこと
  • 心の弱みに付け込まれてしまったこと

1週間で60万円は相場から見ても高額すぎる

引用元の原稿では、探偵がどのように調査を行ったのかについては触れられていませんが、探偵を使う時の業界相場は、6時間あたり10万円程度。

この探偵が本当にしっかり浮気調査をしていたならば、60時間もの時間を毎週かけていた事になりますが、アフターファイブを毎日尾行していたのでしょうか?そんな非効率なやり方、まともな探偵ならやりません。

通常、浮気調査は、依頼者としっかり話し合った上で浮気をしそうな日を絞った上でポイントとなる日の調査を行います。

亜理紗さんは明らかに探偵選びを間違えています

探偵社と全くチームにならず丸投げしてしまったこと

亜理紗さんは、探偵の調査について頭から「依頼したら完璧にやってくれるもの」と疑いを全く持っていない様子でした。

しかし、浮気調査で大事なポイントは、探偵と依頼者がタッグを組んでチームとなる事です。

探偵は依頼者からの情報が無ければ精度の高い調査など出来ないし、探偵の調査の途中経過を踏まえて依頼者も浮気の証拠を掴む為の情報をブラッシュアップして提供していく。そんな形でなければなりません。

写真と請求書が届いた4週間の間、何も確認していないのが驚きです。

また、まともな探偵であれば、調査を行った日ごとに、必ず電話なりメールなりで簡単な調査報告を行いますし、場合によっては、調査中にもコンタクトを取るものです。

心の弱みに付け込まれた

亜理紗さんが依頼した探偵社は、最終的に300万円を持ち逃げしており、完全な悪徳業者ですが、まともな探偵社の中にも、専門の女性カウンセラーを置いて親身になりつつ契約に誘導するケースは少なくありません

浮気をされて、離婚調停が迫っているともなれば、どうしても心が弱くなる心情は理解できますが、「自分の気持ちを慰めて欲しいこと」と「証拠を取ること」で前者が上回ってしまっては本末転倒。依頼者が目的をはき違えてしまうこうなりがちです

浮気調査の失敗がその後の離婚調停でも尾を引いた

「ここ1カ月で300万円も出金しているようですね。一体何に使ったんですか」と調停委員に詰問され、亜理紗さんは答えに窮してしまったのです。まさか、「探偵にだまされて300万円をドブに捨てた」なんて口が裂けても言えません。

結局、「大金を勝手に浪費する妻」というレッテルを貼られ、金銭感覚の狂った母に子どもを任せられないという結論に持っていかれ、娘さんの親権は夫が持つことに。亜理紗さんは最愛の娘さんを引き離されてしまったのです。出典:大人ンサー

始めは亜理紗さんの味方だった調停員ですが、亜理紗さんの情緒不安定さに愛想をつかし、最終的には夫側の味方になってしまいました。

この時、浮気の確たる証拠を取れていればまた話も違ったのかもしれません。

そうなってしまった原因は、亜理紗さんにもありますが、そこに至る過程で「300万円」もの大金を騙し取られてしまったとなれば、調停で「可哀相なアタシ」アピールをしたくもなります。

完全に浮気調査の失敗が尾を引いた形です。

調停員は赤の他人であり中立が原則

引用元では、初めから調停員が夫・妻どちらかの味方になることが当たり前かのような印象を与えますが、決してそのような事はありません。

実際に私が調停を行った時は、調停員が最初にこう事務的に宣言しました。

「まず初めに私たち(調停員)は、双方の主張をお互いに伝える役目です。裁判官でもありませんからどちらかの主張に対して、正しい・正しくないを判断はしません」

これが、調停員の原則です。

しかし、引用元にもあるように、調停が進むにつれ、それぞれの事情や話し方、人間性などを見た上で、片方に寄り添うケースは少なくないのも事実です。

大切なのは調停員にお願いする事では無く相談すること

まず大前提として、亜理紗さんのように「海千山千の調停員なら私の事情を理解して助けてくれる!」などという期待を始めから持つこと自体が間違いです。

更に、調停員に対して事務的な相手方への伝言を除いて「〇〇して欲しい」と願うのも間違いです。

勿論、味方はして欲しい。けれど、それを露骨に出してしまったらオシマイなのです。

ウソや言い訳は勿論、配偶者は子どもの立場を考えない身勝手な主張ばかりを繰り返す人間に、あなたは寄り添いたいと思うでしょうか?

例え浮気をされたのが事実だとしても、そうなった原因は本当に相手方だけが悪いのか?と疑われてしまっても仕方ないのです。

赤の他人である調停員に対して、人としての礼儀を欠けば、そっぽを向かれて当然と言う事は覚えておかなければなりません。

自分のケースとの比較

この話を取り上げたのは、亜理紗さんの状況が私のケースと非常に似ていたからです。

  • 配偶者に浮気をされた
  • 探偵を雇ったが証拠を掴めなかった
  • 調停をした

勿論、そこに至るまでの原因が同じとは思いませんが、似たような状況の私と亜理紗さんで、以下の様な結果の差が出ています。

 亜理紗さん
探偵への支払い300万0円
調停員の態度敵になった味方になった
結末親権を奪われ慰謝料も取れず低額だが慰謝料を取り希望通りの財産分与に

⇒私が探偵を雇ったにも関わらず費用が掛からなかった理由や詳細はこちらをご覧下さい。

探偵については、あまりの質の違いに愕然としますが、探偵社を探す初動からして亜理紗さんは間違えてしまったのだと思います。

更に、調停員がどういう存在かを忘れてしまい、結果として全てを失ってしまいました。

浮気調査と調停は無関係ではない

このように、離婚問題は初動から終わりまでの全てが繋がっています。

その上で、その場その場の適切な対処をしなければ、最愛の子どもを失ったり、大切な財産を失ったり、自分の心が壊れてしまったり、本当に取り返しのつかない結末を迎える事になりかねません。

このサイトでは、実際に調停を戦った私が、様々な経験を基に、正しい対処とは何か、解説しています。

浮気調査の仕方、探偵の選び方、調停の戦い方など、下記にて詳しく解説していますので、これからそんな戦いを控えている方は、是非とも参考にしてみて下さい。

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