「最近なんだか夫(妻)の様子がおかしい… 浮気をしているに違いない!」
そう思ったときに、いきなり探偵を雇ってする浮気調査を思い浮かべる人はそこまで多くはない気がします。
やっぱり最初は自分でパートナーの浮気を確かめようとすると思うんですよね。
そこで、自分自身でも浮気調査はできるのか?どれくらい効果的なのか?を一緒に考えてみましょう。
夫・妻の浮気調査は自分でも出来る?

探偵に頼らなくても自分一人で浮気調査は出来るのでしょうか?
結論から言えば、旦那または奥さんが浮気をしていると十分確信できる程度の調査は自分でも可能でしょう。
確かにプロ顔負けの尾行技術で常に相手を見失わずに追跡し続けるなんてことは出来ないかもしれません。
でも、ぶっちゃけパートナーの携帯メールを見ることでも浮気をしているかどうか自体は確認できるものです。
「愛してる。」
「キミともっと一緒にいたい。」
「早くあなたに会いたいよ。」
こういったメールを発見するだけでも、相手の浮気を突き止めるには十分だと思います。
また、相手がそこまで注意深くないようであれば、大きなヘマさえしなければ自分で夫または妻を尾行して決定的瞬間を目撃することも出来るかもしれません。
これによってパートナーが浮気をしているという自分の中での確信は持てます。
でも...
それは浮気を突き止めた後に必要な証拠としては十分に機能しない可能性が高いです...
自分でする調査と探偵の調査は何が違う?

ズバリ、自分でする浮気調査と探偵のする浮気調査の違いは「示談や裁判で通用する証拠」を押さえられるかどうかの違いです。
先ほどの携帯メールや尾行の例のように、あなた自身はパートナーの浮気について確信が持てると思います。
でも、単にメールを発見しただけの場合だと
と信じられないような言い逃れをされる場合もあります。
また、やっとの思いで尾行に成功して浮気現場を目撃したとしても、目撃しただけではその後の示談交渉や裁判で通用する証拠にはならないんです...
仮に写真を撮影していたとしても、素人が遠距離から取る写真の精度では不十分でないことも多いです。
一方で、探偵による浮気調査は、相手に言い逃れさせず浮気発覚後の示談交渉や裁判を有利に進めるための証拠収集作業と言えます。
探偵への依頼と比較すると

探偵へ依頼して行われる浮気調査と比較すると、自分で出来る浮気調査には限界があります。
まず、探偵事務所は2人や3人といった複数の調査員を手配して、ターゲットから尾行がバレないようにします。
一人が長時間張り付かないようにすることで、怪しまれずに尾行を成功させることができるということです。
探偵事務所は高価な機材を揃えていて、かなり遠くからでも鮮明な写真を撮影することができるのも大きな特徴です。
証拠の確保という面ではこの違いが特に大きいでしょう。探偵社が用意している精密機械の数々には、個人では到底太刀打ちできません。
浮気調査は自分で出来る?探偵に頼むべき?

結局のところ、浮気調査は自分で出来るものなのか、それとも探偵に頼むべきものなのか?
これは先ほどの繰り返しになりますが
自分で出来る浮気調査は、浮気の事実をはっきりさせたいという自己満足のために行うもの。
探偵による浮気調査は、相手に言い逃れさせず浮気発覚後の示談交渉や裁判を有利に進めるための証拠収集作業。
つまりこの質問の答えは、あなたが浮気調査後に何をしたいのかに深く関わってきます。
でも、もしもあなたが「浮気を証明して区切りをつけたい。離婚して今後の人生をやり直したい。」と考えているのであれば、慰謝料の請求などには証拠が必要です。
きっとこのような状況に置かれている場合はもの凄くお金が欲しいと思っているわけではないと思います。やり切れない思いでいっぱいでしょう。
でも、この悔しい気持ちを(本当の意味での清算はできないけれども)どう精算できるのかと考えると、慰謝料の請求ぐらいしかないのではないかと思います。
ですので、もしあなたが同じことをお考えでしたら探偵に依頼することをお勧めします。