今の私たちの日常生活に欠かせなくなったスマホは、もはや個人情報の塊です。
そして、男女が繋がりを持つ方法も多様化しています。
どうしても浮気を確かめたい。彼・彼女の行動を密かに監視して浮気の証拠をつかみたい。
そんな場合に浮気調査にも使える様々なモニタリングアプリを使ってしまう方も多いかと思います。
浮気調査アプリで何が出来る?

そもそも多くのアプリは浮気調査を目的に作られているわけではありません。
小さな子どもや高齢のお年寄りなど、保護が必要な人々を見守るのが本来の目的です。
一方、浮気調査に特化したようなアプリがあるのも事実で、監視したい対象のスマホにアプリをインストールすると下記のような事が出来るようになります。
- GPSで現在地を把握
- LINEやカカオトーク、ツイッターなどのやり取り確認
- カメラを遠隔操作して写真を撮る(シャッター音が鳴らないものもある)
- インターネットの閲覧記録
- 通話記録
- 電車駅の利用履歴
- ファイルの転送
アプリによって使える機能・使えない機能がありますが、いずれもパソコンや自分のスマホから相手のスマホを通じて行動記録を監視できます。
また、遠隔操作で写真を撮ったり、浮気相手とのツーショット写真をファイル転送して保存したり、様々な操作が出来てしまいます。
浮気調査アプリって何がある?
2021年現在主流となっている浮気調査アプリには以下があります。
mSpy

- LINEなどのチャットアプリ上のやり取り確認
- SMS、SNSでの内容確認
- インターネットの閲覧履歴確認
- 通話履歴の確認
Cerberus(ケルベロス)

- GPSによる位置情報の確認
- 通話記録を確認
- 音声データの録音
- 遠隔操作で写真撮影
- SMSログを確認
- 起動していることが持ち主に察知されない
Prey Anti Theft(プレイアンチセフト)

- GPSによる現在地の確認
- 予め設定した位置に移動すると鳴るアラーム通知
- スクリーンショットを撮影できる
- Wi-Fiを検索できる
- 起動していることが持ち主に察知されない
Pushbullet(プッシュバレット)

- LINEを遠隔操作できる
- 相手のスマホに届いた通知を自分のPCにもポップアップ可能
- 自分のPCから相手のLINEでメッセージ送信が可能
- ファイルの転送機能
もしも相手に知られずにこれらのアプリを有効活用することが出来たならば、パートナーが浮気しているかどうか白黒つけるための強力なツールになることは間違いありません。
また、本来は浮気調査目的ではない下記のようなアプリも使い方次第で浮気調査用に使用することができます。
Suica Reader(スイカリーダー)

スイカ(Suica)やパスモ(PASMO)などの交通系ICカードに記録されたデータを読み込むアプリです。
使った駅やチャージ履歴、残高などを見る事が出来ます。
あらかじめ聞いていた話と違う行動をしていたり、頻繁に浮気相手と会っている場所を特定するなど、浮気調査のキッカケとなり得るアプリです。
iCloud(アイクラウド)

アイフォンのアップル社純正アプリですが、アイフォンを紛失してしまった時などに使われる『iPhoneの現在位置を知る』機能を使えば、GPSを使った行動監視に利用できます。
相手のアップルIDとパスワードを知っている必要がありますが、ログインする事が出来る環境下ならば、パートナーが怪しい行動をしていれば全て筒抜けになります。
使い方によっては取り返しのつかない事態に
このように、大変便利な浮気調査アプリの数々ですが、これらを使って浮気調査を行う場合には、以下の危険性がある事を理解しておかなければなりません。
無断でインストールすれば違法

これらのアプリはいずれも調査をしたい相手のスマホにアプリをインストールする必要があります。
しかし、持ち主の許可なく勝手にインストールし、LINEを覗いたり遠隔操作をすることは、明確なプライバシーの侵害です。
プライバシーの侵害は、恋人同士は勿論夫婦であっても適用されます。
刑事罰はありませんが、それによって何らかの損害を被った場合には、名誉棄損などの罪に問われ、損害賠償を求められる可能性があります。
不正アクセス禁止法違反の可能性も

アプリのインストールやログインが必要なアプリなどは、いずれもIDとパスワードを使用します。本人の許可なく、IDとパスワードを使ってネットワーク利用をすることは不正アクセス禁止法違反となる可能性が大です。
また、正当な理由なくウィルスやアプリケーションを導入し、意図に反する動作をさせることは不正電磁的記録強要罪にあたる可能性もあります。
バレれば信頼関係崩壊の可能性大

また、刑事罰・民事上の責任といった法律以外の問題もあります。
浮気調査目的でこれらのアプリを使うという事は、相手に無断で行動監視をする事とイコールで、もしもバレたら信頼関係は二度と元にもどらないでしょう。
仮に浮気をしてなかった場合に、100年の恋も醒めるレベルで嫌われてしまう可能性が非常に高い行為です。
疑う気持ちを抑えられなかったばかりに、本当は浮気などしていないのに男女関係が終わってしまった、なんて結果にもなりかねなません。
浮気調査アプリの危険性

ここはしっかり理解しておいて欲しいので、浮気調査アプリを使用する際の危険性・問題点をもう一度整理したいと思います。
- 浮気調査アプリの使用は違法性がある
- 素人がする浮気調査はバレやすい
- バレたら信頼関係の修復は難しい
- バレた後は探偵による調査も困難
シンプルに書くとこうなります。
お金がかからず手軽にできるのは浮気調査アプリの良いところかもしれませんが、逆にその軽率な行動が最悪な結果を招く可能性が高いためお勧めできません。
合法的で確実に相手にバレない浮気調査

上で説明したように、スマホアプリは使い方を一歩間違えれば最悪の結末を迎える可能性もあります。
また、本人の了承を得られるわけがない浮気調査目的でのアプリの使用は、違法性を免れませんので決してオススメできる方法ではありません。
アプリを無断で使った事がバレ、逆にその後相手側からそれを理由に離婚を迫られれたら、調停の際に不法行為を行ったとして不利な立場になるでしょう。
やはり確実に証拠を得る為にも、合法的に調査を進める為にも、本気で浮気調査をするならば探偵事務所を利用しましょう。
下記では、大阪で調査を依頼できるオススメの探偵事務所をまとめていますので、是非とも参考にしてみて下さい。