パートナーが浮気をしているのではと疑われる場合、探偵事務所に依頼することを考えている方もいらっしゃるかと思います。
しかし実際のところ、どのような料金体系なのか、どうやって選べばいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
今回は、浮気調査の料金プランの解説とその選び方、そして浮気調査の費用を安く抑える方法について説明していきます。
目次
浮気調査の料金プランの種類
1. 時間制プラン
時間制プランとは、調査員の人数や調査日数によって料金が決まるプランのことです。
多くの探偵事務所で導入されているプランで、基本的には「調査員の人数×調査員の時給×調査日数」が調査料金となります。
これに、基本料金や諸経費などが掛かる場合がありますので、それぞれの探偵事務所に確認しましょう。
時間制プランは、調査員の人数が約2~3人、時給が5000~8000円が平均となります。
調査時間が30時間とした場合の浮気調査の料金の相場は、以下のようになりますので、参考にしてください。
- 調査員2名、時給5000円の場合:2名×5000円×30時間=30万円
- 調査員2名、時給8000円の場合:2名×8000円×30時間=48万円
- 調査員3名、時給5000円の場合:3名×5000円×30時間=45万円
- 調査員3名、時給8000円の場合:3名×8000円×30時間=72万円
*基本料金や諸経費等は含まれていません。
2.基本料金・定額プラン
基本料金・定額プランとは、幾つか一定の調査時間があらかじめ設定されており、その中から必要な調査時間を選んで、料金を支払う仕組みです。
基本料金・定額プランには、時間ごとの調査料金の他、基本料金や諸経費など、調査に必要な経費が全てまとめられている場合が多いです。
一定時間をまとめて購入するため、一時間あたりの調査費用が安くなりますが、時間内に早く調査が終了しても、基本最初に設定された金額を支払わないといけないため、その場合は、費用が高くなってしまうことがあります。
3.成功報酬プラン
成功報酬プランとは、浮気調査が成功してから料金を支払うプランのことです。
成功報酬プランには、「成功報酬プラン」と「完全成功報酬プラン」があることに注意してください。
今回の「成功報酬プラン」とは、先に着手金を支払う必要があります。
そして調査が成功したら報酬金も支払うのですが、その際も注意点があります。
というのも、依頼者と探偵事務所との間で「成功」と考えている定義が、異なっている場合もあるからです。
依頼者は、浮気の証拠を掴むことが「成功」と考えているのに対し、事務所側は、浮気をしていない事実を掴んだ事が成功としているかもしれないからです。
そうすると、浮気をしていない場合でも、成功報酬を請求される恐れがあります。
成功報酬プランを依頼する場合、まず初めに「成功」の定義を事務所としっかり確認して、書類に記しておきましょう。
4.完全成功報酬プラン
完全成功報酬プランとは、先ほどの成功報酬プランと異なり着手金が必要ありません。
浮気調査に成功した場合のみ、料金を支払うシステムになっています。もし成功しなければ、料金を一切払う必要がありません。
しかし、この場合も「成功」の定義を探偵事務所側としっかり確認しておくことが大切です。
依頼者との間で「成功」の定義が食い違っていると、トラブルになる恐れがありますので注意してください。
完全成功報酬プランは、成功した場合のみ料金を支払うため、他の料金プランと比較すると、やや割高になりがちです。
また、成功時の報酬だけでなく、調査にかかった費用を別途請求する事務所もありますので、成功報酬以外に経費等必要な支払いがあるのかを、あらかじめ事務所に確認しておくことが大切です。
浮気調査の追加費用について
基本料金・定額プランなど、浮気調査に必要な経費が最初から含まれている場合でも、基本料金設定以外の経費が突然発生することがあります。
その場合、後から別途追加費用として請求されることがあるので気を付けてください。
例えば、浮気を疑って調査している対象者が、急に旅行に出かけた場合、引き続き尾行するなら、交通費や宿泊費などが後から必要経費として請求されます。
他にも、機材費、施設利用費などが経費として後から追加されたり、時間外調査や調査員入れ替え等といった調査費用も、事務所によっては追加されることがあります。
浮気調査にかかる追加費用については、事前に事務所側と確認しておくことが重要です。
料金プランはどれを選んだらいいの?
以上が、料金プランの説明でしたが、実際に依頼する場合にどのプランを選べば良いかを以下に説明していきます。
浮気している日時や場所等が分かっている場合
パートナーが、浮気相手といつどこで会っているのか予めある程度分かっている場合は、時間制プランが良いでしょう。
事前にパートナーの動向が分かっていれば、調査の手間が省けて早く終わる場合があるからです。
浮気している日時や場所等が分からない場合
パートナーが浮気相手と、いつどこで会っているのかが分からない場合は、基本料金・定額プランを選ぶと良いでしょう。
探偵事務所が、パートナーの行動を把握したりと、調査に時間が掛かる場合があるからです。
パートナーが浮気をしている可能性が低い場合
パートナーが浮気をしている可能性が低く、確認のため探偵事務所に依頼するなら、成功報酬プランが良いでしょう。
その場合、「夫は浮気をしていないと思うのですが」と事前に事務所に話すのは止めた方が良いです。
事務所側が、成功報酬プランで引き受けないかもしれません。
以上が、料金プランの選び方ですが、探偵事務所の中には、これらの料金プランを複数取り入れているところもあります。
その場合、どの料金プランを選べば良いかを事務所と相談して決めると良いでしょう。
浮気の調査費用を安く抑える方法
浮気調査を探偵事務所に依頼する場合、何とか調査費用を安く抑えたいと思われるかもしれません。
調査費用を安くするには、「調査員の人数」と「調査時間」を抑えることが大切です。
調査費用は、基本的に「調査員の人数×調査員の時給×調査日数」で決まります。
ここでの「調査員の時給」ですが、サイトに掲載されている時給は、どこの探偵事務所でも同じような値段に設定されていることがあります。
また、調査員の時給が安く設定されている場合でも、その分基本料金が設定されている場合があり、調査員の時給はあまり比較対象にならないのです。
そのため、調査員の人数と調査時間に注目して、これらを抑える方が重要なのです。
浮気調査で必要な調査員の人数は、およそ2~3名です。人数は多ければ多いほど調査が捗るというわけでもありません。腕のある探偵に依頼することで、少ない人数でも浮気の証拠を掴むことが可能です。
また、調査時間を抑えるには、浮気をしていると思われる日時や行動パターンなどの証拠を事前に掴んでおくと、探偵事務所に依頼する調査時間が短く済みます。
このように、調査人数や調査時間を抑えることで、結果的に費用を安く抑えることが可能ですので、ぜひ参考にしてください。



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